「それ、最高!」、「みんな最高!」。
先日、職場に、最高を口癖のように連呼する人が来ました。
はっきり言って・・・
最初は、この人あつい人?と思ったものの、同じ言葉を何度も何度も使うので聞き流すよう頑張りました。
やっぱり、この人無理・・・
「最高」は口癖としてカッコいいのか?
仕事やプライベートで、「最高」という言葉を口癖のようによく使う人がいます。
ミザワ的に「最高」はプラスの言葉で、カッコいい言葉の部類に入ります。
でも、「最高」を乱用されると、それは最高ではなくなります。
だって、全部最高だったら全部普通ってことじゃん!
ポイントで使うならまだしも、会話の中で何度も使われるとねぇ・・・
もしかしたら、この人の口癖なのかもしれません。
もしくは、尊敬する先輩が使っていたからまねているとか、自分を外交的に見せるための要素のひとつとして使っているとか、自分の最悪な部分を隠すために使っているなど、他の理由があるのかもしれません。
ただ、「最高」という言葉を口癖として使うのは、ミザワはカッコいいと思いません。。。
それに最近、「えもい」という言葉を口癖のように使う人もいます。
でも、それって本当にエモいの?と、ミザワはよく思います。
何かあればすぐ「エモい」・・・
エモいと言ったらとりあえずOKで、何となく相手と共感し自分の無知を隠せる便利な言葉。
何でもかんでも、エモいで片づけるな!
「最高」という言葉に限らず「エモい」も、使いすぎると言葉の重さが半減し、薄っぺらい言葉に聞こえます。
まぁ、ミザワの思考は変わってますからね。
大衆が「そんなことない!」と言えば、そうなのかもしれません。。。
そもそも最高とは?
そもそも最高とはどんな意味なのでしょう?
漢字からするに「もっともたかい」こと。
つまり、いちばん高いことで、物事や感情などの状態が他より高くなければなりません。
もし、最高ばかりが並んでしまったら?
その高さは普通の高さとなり、最高の高さではなくなります。
誉め言葉であれ何でも最高を付けると、ばかにされているように思われても不思議ではありません。
「最高」の口癖は、相手を不快な思いにさせる可能性もあるので、使い方には注意が必要です。
「最高」の口癖は効果的に使うと最高の効果が期待できる?
良いことは褒める、褒めて人を伸ばすことは素晴らしいことです。
プラスの言葉を発し、周囲の環境をプラスに変える事も素晴らしいことだと思います。
ただ、ミザワは、大事なのはバランスだと考えます。
何が優れていて何が足りないのか?
言い方、伝え方はいろいろありますが、どちらも「最高」という言葉を使って片づけるのは得策とは思えません。
だって、何がどれぐらい優れていて、何がどれぐらい劣っているのかを、モチベーションが上がるように上手く伝えていかなくては、個々の成長には繋がらないから・・・
とはいえ、この最高の乱用で、うまく乗せられる人がいるのは事実です。
でも、ミザワみたいな人間は、プラスの言葉を口癖としてだけで使われると「えっ?」と思います。
だって、その言葉の先のつながりを感じないから・・・
プラスの言葉の口癖は、考えて使いましょう。
プラスの言葉だからといっても、場合によっては相手を不快にさせます。
「あの口癖、思い出しただけで不愉快になる」って・・・
言葉の使い方は難しいものです。
自分の思ったように伝わらないからこそ、相手を不快にさせないためにも、考えて使わなくてはならないのです。
あっ、でも、関わりたくない人には、相手が嫌がるようにしゃべるかも・・・
ってことは、もしかしてミザワとは、関わりたくないと思われてる??
まぁ、とらえ方は人それぞれですね。