「もう、仕事に行きたくない!」仕事の準備を嫌々しながら、心の声が漏れます。
「あぁ、早く仕事辞めたいなぁ~」更に心の声が、一人暮らしの狭い部屋に響きます。
そして、
「はぁ~・・・」
考えても仕方ない、改善されない職場の人間関係に疲れてため息が漏れる。
これは、最近のミザワの日課です。
達成感がない仕事、職場の人と価値観を共有できない、拘束時間が無駄に長い・・・
変わらない職場にうんざりです。
いや、正確にはほんの少しだが改善されている。
でも、上司がそれを認めないから、改善されたとは言えないでしょう。
地味にコツコツバランスとってるミザワの努力は、どうやら無駄に終わりそうです。
仕事を辞めたい理由
仕事を辞めたいと思い始めて約3ヵ月。
仕事を辞めたい理由は、職場の人間関係に疲れたことにあります。
ネガティブな感情をまき散らす上司、調子が良くてやる気のない現金な先輩、群れて陰で悪口を言うグループなど、上司のとった行動は面白いようにその行動に見合った形で周囲に影響を与えます。
そう、投げたものは返ってくるんです。
そんな職場でどう戦うのか?
敵対せずに共感し共存の道を選ぶのか?
ミザワ的には後者はない・・・
少しでも職場が改善されるように努めるだけです。
でも、きっと、こんな生き方は損な生き方だと思います。
協調性が高すぎるミザワにとっては、負担が大きすぎるのです。
トップが変らない中、下から職場が改善されるよう努めても限界があります。
トップの性格から周りに与える影響を考えると、この職場で誰かと信頼関係を築き仲間をつくるのは難しいのです。
地味にメンタル削られ続けてもフィードバックはない、改善された部分があっても「なぜ改善できたか?」に目を向けない、改善されたことに目もくれないから結果的に何も改善されない。
人はなかなか変われません。
改善したいにもかかわらず、結果的に現状維持を選ぶ上司や先輩たちに抗うことに疲れ、ミザワは職場の改善を諦めました。
いや、もしかしたら、職場での人間関係に疲れたのではなく、孤独に疲れたのかもしれません。。。
腐ったみかんの腐った部分を取り除き、再び腐らないようにこまめに世話をし、そんなことを続けていたら、いつの間にか自分にも腐った部分ができていた。
腐ったみかんが多すぎると感染リスクは高くなり、しかも感染したらなかなか取り除けない・・・
仕事を辞めたい時どうする?
仕事を辞めたいと思っても、感情的に辞めてはいけません。
どんなに人間関係に疲れても、次の準備をして辞めるのがベストです。
とはいえ、時と場合によるでしょうが・・・
ミザワが20代の頃「仕事を辞めるときは良い状態で辞めること」と、師匠に言われたことがあります。嫌なことから逃げるのではなく、出来ることはして良い状態で辞めるということです。
じゃないと、次の職場で同じ問題が起きた時、また仕事を辞めることになるからです。
『超えない壁はまた立ちはだかるからね。』
これは、ミザワが師匠によく言われた言葉です。
目の前の壁が超えられず別の道を進んでも、超えない壁は乗り越えない限りまた立ちはだかり、次へは進めないということです。
実際に、感情的に仕事を辞めた場合と、良い状態で仕事を辞めた場合とを比べると納得できます。
でも、最近ミザワは、この教えだけでは何かが足りないように感じています。
仕事を辞めたいけどやりたいことがない時は?
仕事を辞めたいと思っても、やりたいことが思いつかない・・・
例え良い状態で仕事を辞めたとしも、次に何の仕事をするのかは、早かれ遅かれ決めなくてはなりません。
- 違う職種で働くのか?
- 同じ職種で働くのか?
- もしくは、無職か?
まぁ、無職はないとして、違う職種で働く場合は職種を決める、同じ職種の場合は自分の要望に合う条件を探すと思います。
でも、それが、やりたい仕事なのか分からない・・・
こんな人は、
- 好きなことを仕事にする
- 業績の良い業界に入る
- 自分の強みを生かす
- 誰かに相談する
など、ありふれた探し方で、自分がやりたい仕事を探すと思います。
でも、なかなかやりたい仕事は見つかりません。
では、なぜやりたい仕事が見つからないのか?
それは、仕事の探し方をそれしか知らないからです。
仕事の探し方は、それだけではありません。
つまり、やりたいことを仕事にしなくてもいいんです。
やりたい仕事が天職で、すべての人が幸せになれるとは限りません。
やりたいことを仕事にするのではなく、自分に適した仕事をする方が幸せの人もいます。
最近ミザワは、「科学的な適職」という本を読んで考え方の幅が広がりました。
そう、やりたいことがなくても”適職”は見つかるのだということです。
仕事を辞める前にすること
ミザワが20代の頃は、「好きなこと」、「やりたいこと」、「できること」の3つに共通することを仕事にすると、それが天職になると思っていました。でも、このやり方では、天職と実感できる人は意外と少ないようです。
多くの人は天職ではない仕事に就き、その中で仕事のやりがいや楽しみを見つけているのではないでしょうか?
でも、その仕事の中でも、やりがいや楽しみを見つけられない人もいます。
仕事に達成感がないのでやりがいを感じない・・・
職場の人間関係が悪いので楽しみが薄れていく・・・
など、天職に就いた人も天職に就かなかった人も、やりがいや楽しみを見つけられない場合があります。
では、どうしたらいいのか?
それは、仕事を辞める前に「科学的な適職」という本を読むことです。
全ての人に当てはまるとは言い切れませんが、選択肢は増えます。
例えば、この本には、”就職や転職の失敗の7割は視野狭窄が原因”と書かれています。
納得です!
そして、「仕事選びにおける7つの大罪」、「仕事の幸福度を決める7つの徳目」、「最悪の職場に共通する8つの悪」についても書かれています。
けっこう面白いです!
今までミザワは、働きやすい職場の条件として”人間関係”と”達成感”と”評価軸が明確”この3つは必要だと考えていましたが、それについて深く考えたことはありませんでした。
それが、この本の「仕事の幸福度を決める7つの徳目」では、より深く、分かりやすく説明してあります。
超簡単に紹介すると、
- 徳目1:自由
- 徳目2:達成
- 徳目3:焦点
- 徳目4:明確
- 徳目5:多様
- 徳目6:仲間
- 徳目7:貢献
こんな感じです。
ミザワだけの考えでは、【徳目6】の”仲間”と【徳目2】の”達成”と【徳目4】の”明確”の3つを何となく理解していただけ。
いや~、勉強になります。
科学的な研究を踏まえて説明されると、理解が深まりました。
更に、この本には、説明だけではなく「どうすればいいか?」まで書かれています。
ミザワみたいに、「やりたい仕事がない」「仕事選びに失敗しやすい」と悩んでいる人は、この本はおすすめです。
なんか、仕事に対する考え方が変わりました。
もっと早く読めばよかった~
でも、今までそんなに悩んでなかったし・・・
ということは、今が適職を探す適切なタイミング?だったってことかな?